よくあるご質問

多孔質部の鋼材は何ですか?

マルエージング鋼になります(HRC44)。オプションとして窒化処理(HRC70)も可能です。

多孔質部の追加工は出来ますか?

0.1㎜以下であれば表面を追加工することは可能です

多孔質部の追加工の方法は放電加工のみですか?

はい。放電加工以外ではカエリが発生して目詰まりする可能性がございます。
放電加工にもノウハウがあるため、追加工が必要な際はご相談ください。

規格品でカタログに載っていない寸法でも製作は可能ですが?

はい。図面もしくは寸法をご連絡いただければ製作可能です。

多孔質孔のサイズは変更可能ですか?

Φ0.05±0.03が製作可能な最小サイズであり標準サイズとなります。
Φ0.10±0.03等 孔サイズを大きい方向に変更することは可能です。

多孔質部は製品部に転写されますか?

はい。凹凸0.03mm程度の梨地シボのような跡がつきます

どのような樹脂でも目詰まりせずに使用できますか?

成形条件や設置場所によって状況は変わりますが、LCP樹脂とPU樹脂では目詰まりが発生したという事例はございます。
また、熱硬化性樹脂でも御使用いただけている事例も御座います。
目詰まり等のご心配がある場合はご相談ください。

評価用サンプルの提供は可能ですか?

はい。評価後に効果があれば買い取っていただく前提でサンプルをご提供をすることは可能です。(評価期間:3か月)

何個GASEXITを設置すればガス抜き対策できますか?

成形条件・使用樹脂・1ショット重量でガスの発生量は変わりますので、金型毎に検討が必要です。
先ずは出来るだけ大きなサイズのGASEXITを設置して、状況を確認しながら増やしていくことをお勧めします。

ウエルドは改善しますか?

ガスが起因しているウエルドであれば改善に期待できます。

GASEXIT EPは先端に形状を加工することは出来ますか?

はい。3D形状でも加工が可能です。

GASEXIT CUSTOMの価格の目安はどのくらいですか?

通常の入れ子の製作価格の1.5倍~2.0倍になります。

耐用ショット数はどのくらいですか?

使用環境で摩耗状況も変わりますが、最悪条件(PA樹脂GF50%ノズル直下)50万ショットで交換をしたという事例はございます。